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女性の健康づくり④ "男性不妊症"について(後編)

2020年04月01日

~4つに分類される男性不妊の原因と、それぞれの治療法~

不妊症は女性側に問題があるという先入観がある人も多いもの。しかし、男性・女性ともに原因があります。そこで2回にわたり男性側からの不妊について紹介していますが、男性不妊の原因は次の4つに分類されます。

造精機能障害

精子の数が少ない、全くない、精子の運動率の低下など、精子を作る「造精機能」の障害が男性不妊の原因の約8割です。

そのおよそ5割は原因不明ですが、3割は精索静脈への逆流で生じる「精索静脈瘤」という疾患です。手術により、およそ5割は精液所見が改善します。

そのほか、胎児期におなかのなかから陰嚢に中に下降する精巣が先天的に下降しない「停留精巣」、流行性耳下腺炎(おたふく風邪)による「精巣炎」などが男性不妊の原因の挙げられます。

停留精巣の場合、以前は小学校に上がるまで様子を見ていましたが、現在は一部の施設ではもっと早いうち、例えば2歳ごろに手術をすることも検討されています。

精子形成障害による無精子症では、精巣や精巣上体内の精子を採取し、顕微鏡受精をします。

精路通路障害

精巣で正常に精子が作られているのに、精管を通過できない状態です。先天的な精管の閉塞、後天的に性行為感染症による「精巣上体炎」や外傷の後遺症が考えられます。

治療は、抗生剤や顕微鏡手術で、精管を開通させる方法があります。開通しない場合は精子を採取して顕微鏡受精をします。

性機能障害

性交を行うことが困難な状態を言い、性欲の低下、勃起障害、射精障害などが含まれます。カウンセリングや、男性ホルモン、バイアグラなどの薬物療法があります。

副性器機能障害

前立腺炎などの炎症が含まれます。薬物療法が主体です。

~気になる症状がある場合は、病院で相談を~

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