Web予約

TEL: 092-663-8103

スタッフブログ

Sunday「教えて!Dr.相談室 掲載記事 ⑤ おりものでわかる病気」

2018年10月20日

かわいいライン素材「四つ葉のクローバー」

【case】おりものでわかる病気

正常な「おりもの(帯下)」は通常、やや水様で白色、量はせいぜい下着に付着する程度で、ヨ-グルトの様な酸っばい臭いがあります。診断には「細菌培養検査」の他、色や量、臭い、また自覚症状に関する詳細な問診が参考になります。

細菌性腟症・・常在菌と呼ばれる乳酸桿菌(にゆうさんかんきん)が減少し、腟腔に種々の好気性菌や嫌気性菌が異常に増殖している状態です。混入する細菌の種類によって症状が異なるため特有の症状はありませんが、-般的に悪臭(魚臭・アミン臭)があり、粘稠(ねんちゅう)な黄色のおりものが増えます。月経後に悪臭を呈する場合は好気性菌「ガ-ドネレラ菌」が多く、胃腸炎などの起炎菌として有名な「B群溶連菌」は外陰にただれをきたす場合があります。治療は常在菌を殺さないような抗生剤の腟内挿入が有用ですが、腟錠の挿入ができない場合は内服薬を用います。

カンジダ外陰腟炎・・外陰のかゆみのほか、カッテ-ジチ-ズや酒粕状と表現される、白色(ひどくなると緑白色)のおりものが増えることが特徴的です。風邪や膀胱炎の治療で抗生剤を服用した後に発症しやすく、妊娠中、糖尿病などでは再発する傾向があります。また、B群溶連菌との合併もよく見られます。治療は主に局所療法で、原則2週間、抗真菌剤を腟内に挿入し、外陰に外用剤を塗布します。治療開始後、すぐに症状は治まりますが、自己判断で中断した場合には再発が多く、注意が必要です。難治性の場合は、抗真菌剤を内服することも勧められていますが、しっかりした局所療法でも十分完治します。

トリコモナス腟炎・・主に性行為によって「トリコモナス」と言われる原虫に感染します。感染者が利用したタオルやトイレの椅子などでも感染するため、家族内感染を引き起こすことがあります。一般にかゆみがあり、黄色のおりものが増えることが特徴です。治療は内服薬がメインですが、妊娠中は胎児への影響を考慮し、腟剤による局所療法を優先します。なお、原則パートナーと同時に治療します。なお内服中、飲酒は悪酔いするため、避けなければなりません。

萎縮性腟炎・・閉経以降は女性ホルモンの低下に伴い、腟壁が萎縮するため、性交痛や出血、排尿時にしみるなどの症状があります。大腸菌が混入し、細菌性膣炎を合併していることもあります。治療は女性ホルモンの補充を行いますが、内服薬は全身への影響が出やすく、腟剤の挿入が理想的です。また外陰は弱い副腎皮質ホルモンの塗布が有効です。

おりものやかゆみの症状がある場合、原因によって治療方法が異なりますので我慢せずにひどくなる前に専門医に相談することをお勧めします。

(2018年 10月掲載)

教えてドクター(おりもの).pdf

かわいいライン素材「四つ葉のクローバー」

消防訓練

2018年10月17日

毎年恒例の消防訓練を10月17日に実施しました

消防士の方々にきてもらい、たくさんご指導受けました
その時の様子がこちらです⇩⇩⇩

消防訓練.JPG

消火器の使用方法について教えてもらっている場面です
慣れない消火器にアタフタ
やっぱり前もっての準備は何事も大切ですね

他にも、当院で火災が発生したと仮定した避難誘導のシュミレーションを行っています

当院で火災なんてあってはならない事ですが、
もしもの時にスムーズに患者様を避難誘導できるように
私たちスタッフも日々訓練していきます

Sunday「教えて!Dr.相談室 掲載記事④case  月経と気になる症状」

2018年10月16日

【case】月経と気になる症状

不正出血について

今回は日常的に経験することが多い「不正出血」がテーマです。一般的には、月経時の子宮からの出血以外の性器出血を不正(性器)出血と言います。月経血との鑑別が難しく、出血があった時期と量、色などは正確な診断の役に立ちます。詳細を記録した手帳やメモ、スマホがあれば持参してください。

 不正出血の原因となる疾患は多様ですが、その診断はまず「妊娠に関連した出血かどうか」を調べるところから始めます。来院前に市販の妊娠検査を実施してなければ、超音波検査で子宮内に胎嚢(たいのう)がないかどうか観察します。胎嚢が確認出来なければ、採尿による妊娠検査を実施します。

 若年層での妊娠以外による不正出血は、排卵障害に伴う「無排卵性機能性子宮出血」が最も多く見られます。経血に似た褐色の出血が少量続き、超音波検査やホルモン採血、基礎体温などにより、正常な卵胞の発育や黄体の形成がなく、子宮内膜が薄いという特徴があります。治療はホルモン剤を10日間ほど内服して、子宮卵巣のホルモン環境をリセットします。ごく稀に、大きな卵巣嚢腫が原因で正常な排卵が起きず、出血が続く場合もあります。手術による治療が一般的ですが、腫瘍が小さければ腹腔鏡による摘出が可能で、皮膚の傷も小さく、正常な卵巣の部分を温存することも可能ですので、早期発見が重要です。一方、月経周期の中間期の出血はいわゆる「排卵出血」や「着床期出血」と言われ、1~2日間の少量の出血が特徴ですが、他の器質疾患を鑑別すること(除外診断)が大切です。子宮にガンが見つかることは稀ですが、1年以上婦人科がん検診を受けてない方は子宮頸がん検診を実施し、40歳以上で未産婦・肥満・糖尿病などの方には子宮体癌検診も実施します。月経痛がひどい、経血量が多い、あるいは長引くなどの症状があれば、超音波検査で子宮内腔にポリープや小さな子宮筋腫がみつかることもあります。ちゅりょうは子宮鏡が有用です。性交渉の後に赤い出血がある場合は子宮頸部に出来たポリープやびらんが原因のことがあります。子宮頸部ポリープは外来で羊に摘出できます。帯下が多く、臭いを認める場合は細菌によるびらんが原因ですので、まず膣内の洗浄消毒を行い、改善が認められなければ薬剤やレーザーなどでびらん部位を焼灼します。閉経後に出血がある場合は膣壁が委縮していることが多く、女性ホルモン剤の膣内投与や少量の内服治療を行います。子宮や膣からの出血が考えられない場合は尿道口や肛門の痔からの出血を疑います。これらの出血は赤いことが多いです。いずれにしても、不正出血は不安にさせます。怖がらずに、婦人科を受診していただくことが大切です。

(2018年 8月掲載)

お医者さんのイラスト(医療)

Sunday「教えて!Dr.相談室 掲載記事③case  月経不順」

2018年10月05日

気になる婦人病の症状について

婦人病の主な症状には、月経不順、不正出血、過多月経、かゆみ、腹痛、オリモノが多いなどがあります。これらの症状に焦点を絞って、検査方法・治療・注意点について連載します。「婦人科を受診するのはどうも気が進まない」という方も多いと思われますが、本稿が婦人科を受診するきっかけになれば良いと思います。

【case】月経不順

一般的に、正常な月経周期は25~38日周期です。これより短い場合は「頻発月経」といい、長い場合や不規則な場合は「稀発月経」、3ヶ月以上月経がない場合を「無月経」といいます。いずれの場合でも正常な排卵が行われていないことが多く、妊娠希望の方は早めに受信した方が良いでしょう。月経周期の正確なメモや基礎体温表は診断に役立ちますので、ぜひ持参してください。

「頻発月経」では、月経時の出血量が多い場合(過多月経)には貧血を伴うことがあります。月経痛がひどい場合は超音波検査で子宮筋腫や子宮腺筋症(子宮壁が厚いとい特徴があり、子宮筋腫よりも月経痛がひどく、また経血量も多い傾向があります。)が見つかることもあります。採血で重症の貧血が見つかることがありますが、自分では気づかない方も多く、以前と比較して「最近、経血量が多くて疲れやすい・だるい・日中眠い」などの症状があれば、早めに受診してみましょう。また、月経不順では不正出血を伴うことが多く、子宮がん検診も同時に勧めています。子宮がん検診では子宮頸がん検診に加えて、40歳以上の方で肥満、糖尿病、未産婦、さらに超音波検査で子宮体部内膜が厚いなどの所見があれば、子宮体がん検診も実施することがあります。

 治療は年齢や、また妊娠を希望するか、しないかによって、治療方法が異なります。経血量が多く、妊娠を希望しない場合は「低用量ピル」を勧めていますが、40代で妊娠を希望しない場合は黄体ホルモンを含有した薬剤の内服や子宮内避妊用具を勧めます。低用量ピルでは、月経周期を28日に調えることができるという副効用もあります。

 1年間で2,3回の月経しかないというような若年の女性もいますが、子宮が小さく委縮することがあり、たとえ現在は妊娠を希望しなくても、将来の妊娠に備えて、放置せずに受診しましょう。

(2018年7月 掲載)

教えてドクター(月経不順).pdf

バレンタインのイラスト「恋する女の子・花」

風疹に関するお知らせ

2018年10月04日


国立感染症研究所は2018年度の風疹患者数が362人(9月2日時点)で、昨年の4倍近くに達していると発表しました。
福岡県における患者数は10人(9月2日現在)と少数ですが、今後感染の拡大が予想される為注意が必要です

風疹は感染力が、インフルエンザの2-4倍と強く、
妊娠初期に感染すると、胎児に先天性風疹症候群という重篤な障害を引き起こします。
予防にはワクチン接種が重要で、家族や周囲の協力が重要です(妊婦はワクチン接種できません)

風疹のワクチン接種状況は生まれた年で異なります。
30-50歳代の男性は風疹抗体価が低い人が2割程度存在すると言われており、特に注意が必要です
まずは自分の抗体価を把握し、感染拡大の予防に努めるようお願いします

IMG_0615.JPG

ベビーの体動センサーを導入しました♡

2018年10月02日

当院では10/1以降に誕生した赤ちゃんに、体動センサーを装着するようになりました。
これは赤ちゃんの動作を感知しており、
赤ちゃんが無動作になった際にアラームで、周囲に赤ちゃんの状況を知らせてくれます

これで赤ちゃんの もしもの時 の対応が、手遅れになる事を避けます

当院では2種類体動センサーを導入しました

ベットマットの下にセンサーを敷いて、体動を感知する ネオガード 
お腹にセンサーを付け、体動を感知する ベビーブレス 

を装着し、赤ちゃんを見守ります

赤ちゃんとママが安心してお部屋で過ごせる事を願っています

体動センサ①

http://www.toitu.co.jp/ns30/


体動センサ

https://www.nihon-rufuto.com/medical/newborn/babybreath.html

ベビー (体動センサ⓶)

インフルエンザワクチン入りました

2018年10月01日

皆さまこんにちは

やっと過ごしやすい季節になりましたね

さて、今年もインフルエンザの予防接種が始まります
予防接種を受けてからインフルエンザに対する抵抗力がつくまでに2週間程度かかり、
その効果が十分に持続する期間は約5ヶ月間とされています
より効率的に有効性を高めるためには、
毎年インフルエンザが流行する前の12月中旬までに接種を受けておくことが必要です。
ご希望の方はスタッフまでお知らせ下さい

DSC01647.JPG

 ハッピーハロウィン 

妊活フェスタin福岡(2018.9.2開催)報告!

2018年09月21日

2018年9月2日(日) イムズで「妊活フェスタ」が開催されました。

フェスタでは、女優の加藤貴子さんと当院院長とのトークセッションが行われました(たくさんの方にお越し頂きました。ありがとうございます

当日の様子が、フリーペーパー「Sunday」に掲載されましたので、ご紹介します。福岡市東区版で配布されますので、地域の方はぜひご覧ください。他の地域の方は、少し読みづらいかもしれませんが下記pdfを開いてご覧ください

妊活フェスタ.pdf

Sunday 「教えて!Dr.相談室 掲載記事②case 子宮頸がん」

2018年09月13日

【case】子宮頚がん

大切な「子宮頸がん検診」

Q.「子宮頸がん」について教えてください。

子宮下部の管状の部分を「子宮頸部」と呼び、その部位に生じるがんが「子宮頸がん」です。子宮がんにうち約7割程度を占め、最近では若年女性が罹患するがんの中で1位となった病気です。通常、早期の自覚症状はほとんどありませんが、進行すると月経以外の出血(不正出血)、性行為の際の出血、異常なおりもの、下腹部の痛みなどが現れてきます。

Q.「子宮頸がん検診」とはどんなものでしょうか?

検診には、子宮頸部をヘラやブラシで擦って細胞を集め、顕微鏡でがん細胞を見つける「擦過細胞診」という方法を用います。自覚症状がなくても、20歳を過ぎたら2年に1回に定期的な検診を受けることが勧められていますが、日本での受診率は40%と、欧米諸国と比較して著しく低いことが課題です。なお「過去に異常を指摘された」「子宮頸がんの治療を受けた」ことがあるという方は1年に2~4回の検診を受けることが推奨されています。

Q.子宮頸がんの「治療」について教えてください。

がんが進行すれば子宮を摘出(子宮全摘出)しますが、ごく初期ならば「レザー治療」や「円錐切除」などで子宮を残すことが可能です。たとえ、がんが子宮頸部の組織へ入り込んで入り場合でも、軽度で早期の状態(表面だけにがんが存在する上皮内癌の状態)で治療すれば、完治します。円錐切除ではその後の妊娠が可能ですが、早産の危険性が高くなりますので、やはり定期的な検診によって早期発見・早期治療することが重要です。

Q.子宮頸がんの「原因」とは何でしょうか?

発症には「ヒトパピローマウイルス(HPV)」というウイルスの感染が必須であることがわかってきましたが、感染しても90%の人は自分の免疫でウイルスを排除できます。しかし排除できなかった場合、異形細胞が増殖し、子宮頸がんに進行すると言われています。子宮頸がんは"予防できるがん"の一つですが、定期的な検診だけでは予防できません。HPVの感染自体を予防し、がんを発生させないようにするのが「HPVワクチン」です。現在、使用可能なHPVワクチンでは、子宮頸がんの約6~7割を予防できると考えられていますが、様々な問題により接種率は残念ながら1%にも届いていません。HPVワクチンの接種率が上げることを切に願いたいものです。

(2018年6月 掲載)

教えてドクター(子宮頸がん).pdf

子宮がん検査のイラスト

風疹に注意

2018年08月26日

風疹流行の兆しが首都圏中心にみられています。
現在風疹に罹っているのは、特に30-50歳代の男性が中心です。
大人から大人への感染が広がっているのです

妊娠20週頃までの妊婦さんが風疹に感染すると、
赤ちゃんが、眼や耳、心臓に影響が及ぶ先天性風疹症候群を発症する可能性があります。

その為、妊婦さんやその家族は、風疹に感染しないよう十分注意して下さい。
また妊娠前の方で、妊娠希望の方は、風疹抗体価検査やワクチン接種をお勧めします。

風疹の症状は
①発熱
②リンパ節の腫脹
③全身の発疹で、淡紅色の小紅斑や小丘疹
④目の充血

となっていますが、症状がない不顕性感染の方もいますので注意して下さい

感染経路は、くしゃみ・咳などの飛沫感染や接触感染です。
潜伏期間は14-21日で、感染期間は、発疹の出る1週間前から症状が消えるまでです。

まわりに風疹症状の人がいたら、近づかないようにして下さいね。

PAGE TOP